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たったの10分で噴火するテープ火山が作れる!
簡単で楽しい化学実験工作のご紹介

ステップバイステップ英会話では、4回に1度、英語で楽しい工作やアクティビティーを行う「スペシャルレッスン制度」を取り入れています。限られたレッスン時間の中で工作を完成できるように、年齢問わず楽しめて、簡単に作れる工作を行っています。

ESL(第二言語を学ぶ子供たち向け)10分工作ブログで以前ご紹介した粘土でつくる火山の工作をご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれません。粘土で制作するとより自分の好きな形の火山を表現できますが、乾かせるのに時間がかかるため工作当日に持ち帰ることが難しいです。

そこで今回は、海外のサイトに紹介されている「テープで簡単にできる火山について」のブログ から粘土の代わりにガムテープを使用する方法を思いつきました。見た目がかっこいい上に、短時間で作ることができます。子供たちが楽しめるようにカラフルなガムテープを用意しました。

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用意するもの

  • 中皿 (直径約18cm)

  • 小皿 (直径約12cm)

  • (オプション) グリーン色のフェルト 約20cm2

  • はさみ

  • 小さめのプラカップ2個

  • カラーガムテープ

  • (オプション)油性マーカー

  • 人工水草

  • 小さい恐竜のおもちゃ

  • 両面テープ

  • 重曹

  • お酢

  • 食器用洗剤

  • 食紅(赤)

  • 掃除用のタオル

火山の作り方

材料の準備ができたら、子供たちの好きな色を使ってオリジナルな火山をつくりましょう!この工作の一番いい所は一度火山を作ったら何度でも遊べることです!

Step 1

生徒一人ずつ必要な材料を先生に頼みます。必要に応じて、事前に“Can I have the [color] tape, please?” 等のフレーズを教えてください。

Step 2 (オプション)

フェルトの上に中皿を置いて底のラインに沿って線を引き、“草”になるように丸くカットします。(この工程は時間の短縮や後片付けし易いように省略することもできます)

Step 3 (オプション)

フェルトに両面テープを張り、中皿に貼り付けます。両面テープはプラスティック皿には簡単に塗布されないため、テープをフェルトに直接貼り付けます。

Step 4

それでは火山を作りましょう!小皿の上にプラスティックカップを置きます。写真のようにカップの淵から底までテープを縦に貼ります。

Step 5

テープを小さく切って火山の隙間を埋めてください。

Step 6 (オプション)

油性マーカーで火山の細かいデザインを書き足します。誰の火山か分かるように、お皿の底にイニシャルを書くのもお勧めです!(時間短縮のため、大人数のクラスではこの工程は省略できます)

Step 7

さらにクリエイティブな作業を楽しみましょう!テープを小さめに切り、人工の水草を火山の周りに貼り付けます。

Step 8

最後に恐竜をいくつか置いてデザインを完成させてください!

テープ火山を噴火させる方法

Step 1

重曹30グラムを火山の中に入れます。科学反応を起きやすいように、塊があれば崩してください。よりリアルなマグマを表現したい場合は、赤色の食紅を少し入れるといいです。

Step 2

次に酢を30ml用意してください。お酢に食器用洗剤3gを加えると噴火の際にブクブクとした泡をつくることができます。

Step 3

それでは用意した液体を素早く火山に入れてください。子供たちのリアクションを撮影できるようにカメラの準備をお忘れなく!

テープ火山工作は楽しいだけでなく科学が学べます!

このテープ火山工作の科学実験は子供たちに大人気でした。そして子供たちは火山を作るだけでなく、英語を使いながら様々なことを楽しく学ぶことができました。このように、教科科目の学習と語学学習を組み合わせた指導方法のことを海外では「 Content and Language Integrated Learning (CLIL) 」と呼称します。この実験は火山の仕組みについてだけでなく、子供たちのクリエイティブスキルと英語の練習が同時に行える素晴らしい方法となりました。

ぜひ皆さんの実験の様子を教えてください!下記のリンクからお気軽にシェアしていただけると嬉しいです。